「豊北周辺」カテゴリーアーカイブ

瀬崎陽の公園

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 かつて島の岬にあった燈明台のあかり(陽)が、付近を航行する船の安全を守ったという伝説からこの名前が付けられました。

 角島大橋のたもとにあり、橋をはさんで対岸にある海士ケ瀬公園を一望できます。

 所在地  下関市豊北町角島

 交通   JR山陰本線 特牛駅から角島行バス18分「瀬崎公園」下車、すぐ

      小月 I.Cから車で67分

      下関 I.Cから車で76分

 問い合わせ 豊北町観光協会 0837-82-1914

 

 

 

 

 

 

 

 

附野薬師東山寺

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 海士ヶ瀬を眼下に見る丘の上に建っています。

 御帰朝のおり海士ヶ瀬で難船された弘法大師が、後の諸人難船の煩いを救うために建立されたと伝えられ、本尊は薬師如来、脇侍仏の日光、月光両菩薩も大師の作だと言われています。

 七年目ごとに開帳の法要が営まれますが、その時は大師が当地へ上陸されたさい、暫く薬師如来を安置された俵石という石が屋敷地にある、来見田久左衛門家から扉を開きに来られるということです。

 所在地  下関市豊北町神田附野

 交通   JR山陰本線 特牛駅からバス13分「薬師寺」下車、徒歩2分

      下関 I.Cから車で72分

 問い合わせ 附野薬師東山寺 083-786-0243

恩徳寺の結びイブキ

下関市豊北町大字神田にある恩徳寺は、室町時代、大内氏の朝鮮交易の中心地だった肥中港を見下ろす高台に位置する歴史ある寺院です。

この寺を訪れる人々を魅了するのが、境内にそびえ立つ国指定天然記念物「結びイブキ」です。

新名木百選にも選ばれた巨木

高さ6m、目の高さの幹周り3.4mの巨木は、地上2mのところで多くの枝に分かれ、地上約2.5mで、複雑に多数の枝が互いに絡み合い、一部はくっついて塊状になっています。

まるで自然が織りなした芸術作品のような、他に類を見ない樹形は、見る者を圧倒します。

神秘的な樹形に込められた願い

結びイブキの樹形は、自然の力によって偶然形成されたものと考えられています。

しかし、古くから人々は、この不思議な樹形に様々な願いを込めてきました。

  • 縁結び: 複雑に絡み合った枝は、良縁を結ぶ象徴とされています。
  • 子孫繁栄: 塊状になった枝は、子孫繁栄を願う人々の希望を映し出しています。
  • 長寿: 力強く天に向かって伸びる姿は、長寿を願う人々の心の拠り所となっています。

結びイブキの伝説

結びイブキには、以下のような伝説も伝わっています。

  • 昔、この地に二人の男女がいました。二人は結ばれたいと願いましたが、身分の違いによって許されませんでした。悲嘆に暮れた二人は、この木の枝を結び、永遠の愛を誓いました。その後、二人は奇跡的に結ばれることができたと言われています。
  • ある日、村に疫病が流行しました。人々は困り果て、この木に祈願しました。すると、不思議なことに疫病は収束し、村に平和が戻りました。人々は感謝の気持ちを込めて、この木を「結びイブキ」と呼ぶようになりました。

恩徳寺を訪れる

結びイブキは、恩徳寺の境内に入ってすぐのところにあります。

拝観時間は自由で、入場料は無料です。

結びイブキの他にも、恩徳寺には歴史ある堂宇や美しい庭園など見どころがあります。

アクセス情報

  • 所在地:下関市豊北町大字神田
  • 交通:
    • JR山陰本線 特牛駅からバス10分「肥中」下車、徒歩3分
    • 下関ICから車で37分
  • 問い合わせ:恩徳寺 083-786-0365

まとめ

恩徳寺の結びイブキは、自然の神秘と人々の願いが込められた、奇跡の樹形を持つ巨木です。

歴史と文化、そして自然の美しさを感じることができる恩徳寺を訪れて、結びイブキの神秘的な姿をぜひご自身の目でご覧ください。

土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム

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 300体の弥生人骨 が集団で埋葬された遺跡で、国の指定史跡です。

 浜の砂に含まれた貝粉のカルシウム分が骨を守り、人骨は不思議なほど保存状態が良いとされています。

 平成5年に日本初の人類学ミュージアムが建築整備され、土井ヶ浜遺跡の内容を紹介するとともに、土井ヶ浜弥生人の顔・かたちの特徴、旧石器時代から現代に至る日本人の形質の変化や日本人のルーツについての情報を展示・発信しています。

 出土人骨約80体の発掘状況を忠実に再現した「土井ヶ浜ドーム」や大賀ハスと赤米を植え、弥生時代の環境を再現している公園部分および休息所「ほねやすめ」があります。

 所在地  下関市豊北町大字神田上891

 交通   JR山陰本線 長門二見駅からバス15分「土井ヶ浜」下車、徒歩3分

      下関 I.Cから車で63分

 問い合わせ 土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム 083-788-1841

 

二見夫婦岩

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 豊浦町との境、響灘を望む古くからの漁師町二見浦の夫婦岩は国道191号脇の海岸に立っています。

 神聖な岩として信仰され、二つの岩をつなぐしめ縄(長さ27メートル、重さ200キロ・ワイヤー入り)は、毎年1月2日の午前中に豊漁と息災を祈り、海水で身を清めた締め込み姿の男衆によって張り替えられます。

 しめ縄につける房の数は、平年十二下り・閏年十三下りということです。

 二見浦の背後、馬路山に棲む龍が台風で大時化となる日、夫婦岩の間を通り、本郷沖、にある、饅頭のような形をした壁島の龍権社にお詣りされるという伝説もあります。

 響灘に夕日が沈む頃、岩と海と夕日が作り出す風景は神秘的でおごそかな気持ちにさせられます。

 所在地  下関市豊北町二見

 交通   JR山陰本線 長門二見駅から徒歩15分

 問い合わせ 豊北総合支所地域振興課 083-782-1914