慶応2年(1866)6月に始まった四境戦争(第二次長州征伐)では、奇兵隊などの諸隊を率い幕府軍を小倉口で撃退しましたが、既に病に冒されており、9月突然多量の喀血をみて10月に職を解かれ、療養に専念することになりました。
病状が進み白石宅から、桜山神社の近くに小さな家を建てて移り、野村望東尼、愛人おうのの看病による療養生活を送りました。
この家を東行庵とも捫蝨処とも称したと言われています。
所在地 下関市桜山町
交通 JR下関駅から高尾線バス4分「厳島神社前」下車、徒歩3分
問い合わせ 下関市観光振興課 083-231-1350