桜山神社(招魂社)

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 桜山神社招魂場は文久4年(1864)1月、晋作の発議で新地岡の原(通称桜山)に創建されたもので、慶応元年(1865)8月には社殿も造営され鎮座祭が行われました。

 かつてこの地は奇兵隊の調練場でもあったところで、創建当初は文久3年の下関攘夷戦で戦死した奇兵隊士の霊を弔うものであったが、後に四境・戊辰の役の戦死者や、長州の尊皇討幕運動に輝かしい名をとどめた吉田松陰、高杉晋作、久坂玄瑞、さらには山県有朋らの霊も加えられた。

 本殿裏には396柱の霊標が整然とならび、中央の吉田松陰のものがやや高く、両側には高杉晋作、久坂玄端が並び、士庶の別なく同じ高さである。側面に奇兵隊の役職や没年を刻んだものや、ただ名前だけの霊標もあり、維新に散った志士たちがまつられています。

 所在地  下関市上新地町 2-6-22

 交通   JR下関駅からバス5分「厚生病院前」下車、徒歩5分

 問い合わせ 桜山神社 083-222-6735