平家一門が安芸国の厳島神社の分霊をいただき、守護神として船中に安置していましたが、壇之浦の合戦後磯辺に放置されていたものを、長府村の里人がお告げによりこれを発見して、現在の所に祭ったと伝えられています。
寿永4年(1185)に社殿を建立し、更に安芸国の厳島神社から分霊を勧請しました。
慶応2年(1866)小倉戦争に勝った戦利品として、奇兵隊が小倉城から持ち帰った大太鼓は長府藩主に献じられ、のちさらに厳島神社へ奉納されたもので、今も太鼓堂に吊り下げられています。
所在地 下関市上新地町1丁目1-11
交通 JR下関駅からバス4分「厳島神社前」下車、すぐ
JR下関駅から徒歩11分
問い合わせ 厳島神社 083-232-1138