江戸時代の外交と文化交流を担った朝鮮通信使
朝鮮通信使は、江戸時代を通して朝鮮王朝から12回派遣された外交使節団です。将軍の代替わりや世継ぎの誕生を祝賀するために来日し、文化や技術の交流も行いました。
下関市:朝鮮通信使の重要な通過点
朝鮮通信使は、釜山から海路で対馬に渡り、馬関(現在の下関市)を経て瀬戸内海を航行し、江戸へ向かいました。下関市は、朝鮮通信使にとって重要な通過点であり、当時の様子を伝える資料や史跡が数多く残されています。
馬関まつり:朝鮮通信使行列を再現
毎年8月23日に開催される「馬関まつり」では、朝鮮通信使行列が再現されます。華やかな衣装をまとった行列は、当時の様子を彷彿とさせ、多くの観光客を楽しませています。
アクセス
項目 | 内容 |
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所在地 | 山口県下関市唐戸町6-1 |
交通 | JR下関駅からバス7分「唐戸」下車、徒歩2分 |
問い合わせ | 下関市観光振興課:083-231-1350 |