下関市細江町にあるドリームシップは、海峡ゆめタワーに隣接する市民の文化活動拠点です。中央図書館と生涯学習施設機能を備え、多目的に活用できるホールや式典用のホールなどを備えています。
利便性と安全性、そして環境への配慮
ホールは低層に配置することで利便性と避難安全性を確保し、図書館は上層階に配置することで静寂性を確保しています。エントランスを中心に広がる低層部は、都市の縁側のような空間を演出します。
外壁にはガラスを多用し、沿道の自然景観を共有できるだけでなく、屋内外での活動が見えやすくなっています。
さらに、施設屋外の省エネルギー化により環境負荷低減を図り、市民の環境意識を高める工夫も盛り込まれています。
海峡に溶け込む外観デザイン
白いタイルとガラス壁面で構成された外観は、沿道や臨海の豊かな自然環境に調和し、関門海峡を進む客船をモチーフとしています。
建物の高さを抑えることで街区のスカイラインに溶け込み、水平ラインや多様な表情を持つ壁面によって、海や空の青さを軽やかにつなぐメインファサードを形成しています。
利用者にとって使いやすいインテリア
インテリアは、用途に応じて個性を持たせ、利用者の楽しみと機能の分かりやすさを追求しています。
素材や色彩、デザインは、視覚障害者や車椅子利用者にも配慮した、見やすく分かりやすいものになっています。
アクセス情報
- 所在地:下関市細江町3-1-1 下関市生涯学習プラザ
- 交通:
- JR下関駅より徒歩約15分
- バス「細江町バス停」下車徒歩約5分
- 中国自動車道「下関IC」より車で約15分
- 問い合わせ:株式会社ドリームシップ (083)231-1234
下関市日和山にある日和山公園は、桜の名所として知られるとともに、幕末の志士・高杉晋作の陶像が立っていることで有名です。
高杉晋作の陶像
昭和11年に建てられた高杉晋作の銅像は、第二次世界大戦の金属供出で失われてしまいました。
しかし、没後90年を記念して昭和31年(1956)に備前焼の陶像が再建されました。
この陶像は、高杉晋作の力強い表情と凛々しい姿を見事に表現しており、日和山公園のシンボルとなっています。
桜の名所
日和山公園は、春の桜の名所としても知られています。
約400本の桜が咲き誇り、高杉晋作の陶像を取り囲むように美しい景色を演出します。
夜にはライトアップも行われ、昼間とは違った幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
アクセス情報
- 所在地:下関市日和山
- 交通:
- JR下関駅からバス2分「細江町」下車、徒歩8分
- 下関 I.Cから車で15分
- 問い合わせ:下関市公園緑地課 083-231-1933
高杉晋作らは元治元年(1864)に功山寺で挙兵し、新地会所を襲撃したあと了円寺にたてこもったが、合流してくる同志たちで手狭になったため、本陣を豊前田の高台にあったこの寺に移しました。
所在地 下関市豊前田1丁目1-23
交通 JR下関駅から徒歩9分
問い合わせ 東光寺 083-222-2153
有明山(現在の竹崎付近)のふもとに、四軒の漁を生活のもととしている家があったことから、この地方に「四軒家」という地名が生まれ、その漁夫達が藍島へ出漁する度に石を持つて帰り、それをまつるために小さな社を造ったのが始まりといわれています。
また一説によると、
源平合戦のとき源義経が有明山に陣をしき、小さな松を植えて浅間神社の大歳神を祭り、桑の木を使って弓矢を作り、神前に捧げて戦勝祈願祭を行なったといわれ、のちその弓矢をもって、対岸の彦島にある平知盛の軍へ射込んだので、驚いた平家軍は壇之浦へ舟を進め、ここに源平の合戦となったと伝えられており、竹崎付近の漁民は、のちにこの戦勝の神を崇敬したといわれています。
(大歳神社の由来による)
所在地 下関市竹崎町1丁目13-10
交通 JR下関駅から徒歩5分
問い合わせ 大歳神社 083-223-0104
西日本一の高さを誇る143mの展望室からは、東に周防灘、対岸の九州に挟まれ歴史に残るドラマに満ちた関門海峡、西に水平線の彼方まで限りなく広がる響灘と、360度の雄大な眺望が目の前に広がります。
あなたの旅の思い出に、この本州西端の景色や季節・曜日によって変化する夜間ライトアップを是非加えてほしいものです。
所在地 下関市豊前田町3丁目3−1
交通 JR下関駅から徒歩7分
下関 I.Cから車で15分
駐車場 150台タワー利用者は、5時間無料
問い合わせ 海峡メッセ下関 083-231-5600
韓国・釜山、中国・青島,中国・蘇州太倉との国際航路が発着する国際港湾都市・下関の海の玄関口です。
釜山へは1日1便、青島へは週2便、蘇州太倉へは週1便、フェリーが就航しています。
所在地 下関市東大和町1丁目10-60
交通 JR下関駅から徒歩7分。
問い合わせ 下関港国際ターミナル観光案内所 083-235-6052
韓国・釜山と国際航路で結ばれている下関らしい商店街で、フェリーを利用して訪れる韓国人バイヤーや観光客も行き交い、歩いているとハングルでの会話も耳にすることがあります。
JR下関駅北に位置する「グリーンモール商店街」には焼肉や本場の食材を扱う店、チマチョゴリ専門店など、200軒以上の商店が軒を連ね“リトルコリア”を思わせる通りです。
毎年11月23日(祝)には、リトル釜山フェスタを開催しています。
所在地 下関市グリーンモール商店街
交通 JR下関駅から徒歩2分
問い合わせ 下関市観光振興課 083-231-1350
高杉晋作は文久3年(1863)6月、廻船問屋 白石正一郎の支援を得て同士と共に、白石邸で「奇兵隊」を結成しました。
白石正一郎は竹崎の廻船問屋で、鈴木重胤(すずきしげたね)に国学を学び早くから勤王の志がありましたが、西郷隆盛に接したことから実際の活動に入ることになり、坂本龍馬ら諸藩の志士と広く交わり彼らの陰の力として大きな役割を果たしました。
所在地 下関市竹崎町3丁目8-13 中国電力下関営業所前
交通 JR下関駅から徒歩4分
問い合わせ 下関市観光振興課 083-231-1350
慶応元年(1864)長州藩内の保守派との抗争に勝利して藩権力を掌握した高杉晋作は、長州藩の武備を充実するため、下関開港に奔走します。
下関の大半は支藩の長府藩領であり、その実現のためには、本藩(萩藩)領との換地を必要としましたが、開港や換地に反対する勢力から命を狙われるようになり、潜伏生活を送ることになりました。
ある日、長府藩士らの夜襲をうけた晋作が、丸一日身を隠した井戸として伝えられています。(個人の敷地内ですのでご注意を)
所在地 下関市伊崎町1丁目
交通 JR下関駅から徒歩7分
問い合わせ 下関市観光振興課 083-231-1350
寿永4年(1185)3月24日源平船合戦において、平家一門と壇ノ浦で入水した安徳天皇のご遺体がこの小門(おど)海峡に流れ着き、中島家によって引き上げられ密かに葬られた場所と伝えられています。
この小門の地は、先帝祭御神幸祭お旅所として「先帝祭上臈参拝」の翌日(5月4日)、赤間神宮から御鳳輦(ごほうれん)を奉じて行列し祭事が行われます。
古代衣装を着飾った崇敬会員や稚児らが奉仕されます。
所在地 下関市伊崎町2-9-21
交通 JR下関駅からバス2分「竹崎」下車、徒歩10分
JR下関駅から徒歩15分
問い合わせ 下関市観光振興課 083-231-1350
関門の名所やお祭りなどを映像と写真で紹介しています。