豊田氏館跡地内にある樹齢600年以上になる椿。紅白の花が入り混じって咲く園芸種の咲き分けで、市指定文化財です。
「応徳年代(1084〜1086)の頃、豊田氏の二代輔平が、この地に築地の館を構えたので、この地を館ヶ浴という。
この地の丘には、京都から祇園を勧請し館の鎮守として代々引継ぎ、十二代種長に至る。
この頃この庭園用樹の椿を入手し、館の庭園に植栽したと推測される。
この椿は、園芸種の咲き分けで、花色は紅白の絞り、紅・白の八重花、四月初旬から中旬頃が開花の最盛期である。
樹高九・七二メ−トル、樹幅九・三四メートル、樹囲一・七三メートル、樹齢は歴史的にみて、六百年以上と推定される。」
(現地の説明板による。)
駐車場は3〜4台あります。
所在地 下関市豊田町一ノ瀬、広畑
交通 JR山陽本線小月駅からバス26分「石町」下車、徒歩25分
中国自動車道小月ICから20分
問い合わせ 豊田総合支所地域振興課 083-766-1056?
中国自然歩道の華山コースにあり、頼山陽が徳仙の滝を「飛瀑直下参千尺」とうたった、二段にわたる滝は12m余りに及びます。
現地の説明板には、「慶雲2年(705)役小角(えんのおづぬ)が来山した頃、徳仙上人はこの滝にこもり修行していたのでこの滝の名を「徳仙の滝」といいます。また、玉の簾を垂らしたように見えるので「玉簾ノ滝」ともいいますし、地名が「蟹廻り」というので、「蟹廻り滝」ともいわれ、さまざまな呼び名で親しまれています。
旱魃(かんばつ)の年には岡枝の桜井八幡宮の「蟹廻り神事」が行われます。」と記されています。
飛瀑横の道を少し登ると、林の中にキャンプ場があります。
所在地 下関市豊田町江良
交通 JR山陽本線小月駅からバス26分「石町」下車、徒歩25分
中国自動車道小月ICから24分
問い合わせ 豊田総合支所地域振興課 083-766-1056
華山の二合目にある神上寺は、山岳霊場として開かれた高野山真言宗の古刹で、寺の本尊は愛染明王です。
後に毛利藩主の保護寺となったため、国や県の重要文化財に指定された曼荼羅,木造薬師如来坐像等の宝物が多く伝わっています。
寺に至る苔むした参道、また境内には雪舟の庭や大モミジ・大イチョウ、があり、四季を通じて訪れる人の心を和ませてくれます。
近松門左衛門の誕生の地「近松屋敷」も山門の前に遺跡を留め、近松門左衛門生誕碑が建立されています。
所在地 下関市豊田町江良
交通 JR山陽本線小月駅からバス26分「石町」下車、徒歩25分
中国自動車道小月ICから24分
問い合わせ 神上寺 083-766-0286
下関市の最高嶺で、昔から長門の国の霊山としてあがめられていました。
頂上まで車道が整備されており、標高713mの山頂からは,日本海,玄海灘,瀬戸内海を一望でき、山頂から拝む初日の美しさは、西日本随一といわれています。
華山から狗留孫山の二大霊場を結ぶ、稜線上のハイキングコースから見下ろす景観もすばらしく、ハンググライダーのテイクオフ台も3台あり、ハンググライダーで空からの散歩も楽しめます。
所在地 下関市豊田町江良
交通 JR山陽本線小月駅からバス26分「石町」下車、徒歩1時間20分
中国自動車道小月ICから30分
問い合わせ 豊田総合支所地域振興課 083-766-1056
館内は、「豊田町インフォメーション」「豊田町ライブラリー」「ホタル光のワンダー」「ゲンジボタルの謎に迫ろう」「ようこそゲンジボタルの世界へ」「豊田町の自然、ホタル百科」「ホタルシアター」「ネイチャーラボ」という九つのゾーンに別れ、ホタルの不思議な生態やおもしろい情報、ホタルを取り巻く豊田町の自然と、そこに生息するゲンジボタルの生態が、実物・映像・模型・パネルなどでわかりやすく紹介されています。
ホタルが生息する豊田町の自然を再発見し、ホタルと共に生きる自然環境を大切に守っていくための施設です。
所在地 下関市豊田町大字中村50番地3
交通 JR山陽本線小月駅からバス33分「豊田町西市」下車、徒歩5分
中国自動車道小月ICから26分、美祢西ICから29分
問い合わせ 豊田ホタルの里ミュージアム 083-767-0350
昔ながらの農村の民家を基調とした駅内には、野菜市、町内の特産品を取り揃えた販売所、レストランをはじめ、露天風呂やサウナを備えた温泉施設があります。
総合案内所や情報コーナーでは町内の交流施設や宿泊施設の案内の他、各種イベント情報を利用者に提供する地域の情報発信スポットとなっています。
所在地 下関市豊田町大字中村876番地4
交通 JR山陽本線小月駅からバス33分「豊田町西市」下車、徒歩5分
中国自動車道小月ICから25分、美祢西ICから29分
問い合わせ (株)豊田ふるさとセンタ−(道の駅事務所内) 083-767-0241
この公園は、平安中期から南北朝時代にかけてこの地を領した豪族の豊田氏が築いた山城の麓にあり、霊峰華山や木屋川沿いの豊田盆地を一望に収めることができます。
樹齢120年を越え、縦15m、横30mの大藤棚は、4月下旬から開花し初夏には見事な紫の花をつけ花見客でにぎわいます。
藤棚には、ちょうちんが飾られ夜も花の見物ができるようになっており、毎年5月5日には「藤まつり」が行われます。
所在地 下関市豊田町殿敷
交通 JR山陽本線小月駅からバス35分「長正司」下車、徒歩5分
中国自動車道小月ICから26分、美祢I.Cから28分
問い合わせ 豊田総合支所地域振興課 083-766-1056
農業公園「みのりの丘」は、平成13年9月9日にオープンした施設です。
敷地内には、公園や農家で収穫され加工された、新鮮で安全な農林産物や特産品等の販売所、豊田町内で採れた大豆やそば、野菜等の食材を使った郷土料理の食堂「茶屋 竹膳」、梨やぶどう、りんご、プラムなどの果樹園や、温室ハウスには、養液栽培のサラダホウレンソウ、高床式栽培のいちご、養液土耕栽培のトマトなどがあります。
また田植え、稲刈り、野菜の収穫等の農業体験ほか、そば打ちや豆腐造りなど手作り体験(要予約)が楽しめる施設があり、各種体験・イベント等を行って、都市と農村の交流を深められる公園です。
所在地 下関市豊田町八道601-3
交通 JR山陽本線小月駅からバス45分「久保田」下車、徒歩17分
中国自動車道小月ICから35分、美祢ICから37分
問い合わせ 豊田町農業公園・みのりの丘 083-766-1395
中国自然歩道のコースでもある標高616mの狗留孫山には、八合目あたりに古来より山岳信仰、修験道の霊峰として名高い真言宗の修禅寺があり、狗留孫山霊場八十八カ所の総本寺で、別名御嶽観音とも呼ばれております。
此の辺りまでは杉、桧、椎などの老大樹がうっそうと茂り、中でも一本杉は樹齢1,000年を数え、周囲10m以上もある大杉で当山の歴史をよく物語っています。
山頂からは北に日本海,西に響灘,南に瀬戸内海を隔てて九州の連山を望むことができ、国の名勝と県立自然公園に指定されています。
所在地 下関市豊田町杢路子2643
交通 JR山陰本線川棚温泉駅からバス20分「横道」下車、徒歩50分
JR山陰本線川棚温泉駅から車で23分
中国自動車道小月ICから車で40分、美祢ICから車で45分
駐車場から徒歩25分 750m。
問い合わせ 修禅寺 083-768-0331
西日本屈指の泉質ともいわれる一の俣温泉は周囲を山に囲まれた、閑静な温泉郷です。
新鮮な山の幸や日本海の幸に恵まれており、名物いのしし鍋、山ふぐの刺身などは特に好評です。
素朴な温泉の雰囲気が楽しめ、山口県内外から家族連れや慰安保養客はもちろん、若い人も多く訪れています。
所在地 下関市豊田町大字殿敷1918-1
交通 JR山陽本線小月駅からバス54分「一の俣温泉」下車、すぐ
中国自動車道美祢IC、小月ICから42分
問い合わせ 豊田総合支所地域振興課 083-766-1056
関門の名所やお祭りなどを映像と写真で紹介しています。