応永23年、(1416年)大内持盛によって創建された妙青寺は大内氏の滅亡の跡数奇な運命をたどり、明治2年まで、長府毛利藩によって支配されていました。
行基作と伝えられる本尊観世音菩薩の他、本堂の裏には雪舟の築庭があり、春には桜,梅,つつじが咲きほこります。
昭和七年に川棚温泉を訪れた、漂白の俳人「種田山頭火」は、「妙青寺」の境内の一角に庵をもうけ、ここ豊浦で過ごすことを願っていたと言われています。
川棚温泉のいで湯を心から愛し、「涌いてあふれる中にねている」と詠んだ句は、石碑としてこの寺に残されています。
所在地 下関市豊浦町川棚湯町
交通 JR山陰本線 川棚温泉駅からバス4分「川棚温泉」下車、徒歩7分
JR山陰本線 川棚温泉駅から車で4分
問い合わせ 豊浦総合支所地域振興課 083-772-4003