旧殿居郵便局局舎は、木造平屋建て、八角塔屋2階建て付きの建物です。
塔屋は木造で、その屋根は、銅の板で葺かれていて、八角形のドームのかたちをしており、避雷針のついた銅板葺きの八角塔が印象的です。
殿居郵便局は明治35年(1902)に開局しましたが、施設が小さくて狭いため、局長は、大正10年(1921)頃から洋風建築に改築しようと思い始め、地元の大工と共に東京まで出かけて洋風建築を見学して回り、帰ってからデザインを決め建築にとりかかったといわれています。
大正12年(1923)3月の完成で、その当時の図面も残っており県の有形文化財に指定されています。
所在地 下関市豊田町大字殿居1111番地
交通 JR山陰本線滝部駅からバス20分「殿居」下車、すぐ
中国自動車道美祢ICから42分、小月ICから39分
問い合わせ 豊田総合支所地域振興課 083-766-1056
ビジターセンターを中心にオートキャンプ場、ケビン&ログハウス、イベント広場や野外ステージ、大型遊具「冒険の城」、ボート桟橋を備えた大型リゾートスクエアです。
バーベキューや、貸しボート、釣りを楽しむこともできます。
園内には、遊歩道や長さ80mのつり橋、野鳥観察のための施設もあって、小鳥のさえずりを聞きながら散策することができます。
所在地 下関市豊田町大字地吉348番地
交通 JR山陽本線小月駅からバス45分「豊田湖」下車、徒歩25分
中国自動車道美祢ICから35分、小月ICから38分
問い合わせ 財団法人豊田湖畔公園管理財団 083-766-3488
豊田県立自然公園の中心豊田湖は、堰堤の長さ180m、高さ40m、面積1.6平方km。治水及び利水の多目的ダムとして昭和29年に完成した人工湖です。
水面は入江が多く変化に富み,鯉やへらぶな、ワカサギなどが多く生息し、釣りが楽しめます。
水上ではボート遊びや水上スキー、湖畔にはオートキャンプ場を備えた豊田湖畔公園やゴルフ場、又,湖北には安徳天皇西市御陵墓(参考地)もあります。
所在地 下関市豊田町地吉
交通 JR山陽本線小月駅からバス45分「豊田湖」下車、徒歩12分
JR山陰本線長門市駅からバス57分「豊田湖」下車、徒歩12分
中国自動車道美祢ICから33分、小月ICから36分
問い合わせ 豊田総合支所地域振興課 083-766-1056
??豊田湖に流れこむ川にできている長さ1km余りの渓谷で、周りの岩石はマグマが地表近くで冷え固まった石英斑岩で、渓谷ができている辺りは水が川底をけずり、落差の小さい多くの滝や淵ができています。
石英斑岩には垂直方向に多くの割れ目ができ、大きさ15〜20cmの四角〜六角の柱が集まっているように見え、その美しさから高島北海画伯によつて「石柱渓」と命名され、大正15年(1926)に国の名勝,天然記念物に指定されています。
渓谷沿いには、アカガシ、アラカシ、ハイノキなどがうっそうとしげり、シダやその他の植物も豊富で、初夏の若葉や、秋の紅葉に色どられて、訪れる人々の目を楽しませています。
石柱渓には、萩藩の武士「衣笠万作」と農家の娘「お通」にまつわる悲恋物語が、語り伝えられており、渓谷内に″おしどり観音″が建立されています。
毎年11月には「おしどり観音まつり」「紅葉まつり」が開かれます。
所在地 下関市豊田町台
交通 JR山陽本線小月駅からバス48分「石柱渓口」下車、徒歩40分
JR山陰本線長門市駅からバス54分「石柱渓口」下車、徒歩40分
中国自動車道美祢ICから27分、小月ICから42分
問い合わせ 豊田総合支所地域振興課 083-766-1056
寿永四年(1185)三月二十四日、平家は壇の浦を最後の決戦場として戦いにのぞんだが、抗しきれず安徳天皇は二位の尼にいだかれて入水されました。
義経は、直ちに安徳天皇と三種の神器捜索を命じ、御鏡は安徳天皇の御座船で発見、御玉は箱に納められていたので、海上に浮かんでいるのを拾い上げたが、宝剣は安徳天皇とともに海中にあるため、長門の国一円の網引き海人を招集して、付近の海を捜索しました。
三月二十八日、沢江浦(長門市三隅町)から来ていた海人の網に天皇の御遺体がかかりましたが、宝剣は発見することが出来ませんでした。そこで、義経は密かに地吉の丸尾山に御遺体を埋葬させたと言われています。
上円部がやや崩れているが、丸尾山の南半分を占める上円下方墳の御陵が築かれていたもので、昭和二年十一月三十日、宮内省から「安徳天皇西市陵墓参考地」と指定されています。
所在地 下関市豊田町地吉
交通 JR山陽本線小月駅からバス62分「天皇様」下車、徒歩5分
JR山陰本線長門市駅からバス45分「天皇様」下車、徒歩5分
中国自動車道小月ICから39分
問い合わせ 豊田総合支所地域振興課 083-766-1056
関門の名所やお祭りなどを映像と写真で紹介しています。