旧殿居郵便局局舎は、木造平屋建て、八角塔屋2階建て付きの建物です。
塔屋は木造で、その屋根は、銅の板で葺かれていて、八角形のドームのかたちをしており、避雷針のついた銅板葺きの八角塔が印象的です。
殿居郵便局は明治35年(1902)に開局しましたが、施設が小さくて狭いため、局長は、大正10年(1921)頃から洋風建築に改築しようと思い始め、地元の大工と共に東京まで出かけて洋風建築を見学して回り、帰ってからデザインを決め建築にとりかかったといわれています。
大正12年(1923)3月の完成で、その当時の図面も残っており県の有形文化財に指定されています。
所在地 下関市豊田町大字殿居1111番地
交通 JR山陰本線滝部駅からバス20分「殿居」下車、すぐ
中国自動車道美祢ICから42分、小月ICから39分
問い合わせ 豊田総合支所地域振興課 083-766-1056