農業公園「みのりの丘」は、平成13年9月9日にオープンした施設です。
敷地内には、公園や農家で収穫され加工された、新鮮で安全な農林産物や特産品等の販売所、豊田町内で採れた大豆やそば、野菜等の食材を使った郷土料理の食堂「茶屋 竹膳」、梨やぶどう、りんご、プラムなどの果樹園や、温室ハウスには、養液栽培のサラダホウレンソウ、高床式栽培のいちご、養液土耕栽培のトマトなどがあります。
また田植え、稲刈り、野菜の収穫等の農業体験ほか、そば打ちや豆腐造りなど手作り体験(要予約)が楽しめる施設があり、各種体験・イベント等を行って、都市と農村の交流を深められる公園です。
所在地 下関市豊田町八道601-3
交通 JR山陽本線小月駅からバス45分「久保田」下車、徒歩17分
中国自動車道小月ICから35分、美祢ICから37分
問い合わせ 豊田町農業公園・みのりの丘 083-766-1395
中国自然歩道のコースでもある標高616mの狗留孫山には、八合目あたりに古来より山岳信仰、修験道の霊峰として名高い真言宗の修禅寺があり、狗留孫山霊場八十八カ所の総本寺で、別名御嶽観音とも呼ばれております。
此の辺りまでは杉、桧、椎などの老大樹がうっそうと茂り、中でも一本杉は樹齢1,000年を数え、周囲10m以上もある大杉で当山の歴史をよく物語っています。
山頂からは北に日本海,西に響灘,南に瀬戸内海を隔てて九州の連山を望むことができ、国の名勝と県立自然公園に指定されています。
所在地 下関市豊田町杢路子2643
交通 JR山陰本線川棚温泉駅からバス20分「横道」下車、徒歩50分
JR山陰本線川棚温泉駅から車で23分
中国自動車道小月ICから車で40分、美祢ICから車で45分
駐車場から徒歩25分 750m。
問い合わせ 修禅寺 083-768-0331
西日本屈指の泉質ともいわれる一の俣温泉は周囲を山に囲まれた、閑静な温泉郷です。
新鮮な山の幸や日本海の幸に恵まれており、名物いのしし鍋、山ふぐの刺身などは特に好評です。
素朴な温泉の雰囲気が楽しめ、山口県内外から家族連れや慰安保養客はもちろん、若い人も多く訪れています。
所在地 下関市豊田町大字殿敷1918-1
交通 JR山陽本線小月駅からバス54分「一の俣温泉」下車、すぐ
中国自動車道美祢IC、小月ICから42分
問い合わせ 豊田総合支所地域振興課 083-766-1056
旧殿居郵便局局舎は、木造平屋建て、八角塔屋2階建て付きの建物です。
塔屋は木造で、その屋根は、銅の板で葺かれていて、八角形のドームのかたちをしており、避雷針のついた銅板葺きの八角塔が印象的です。
殿居郵便局は明治35年(1902)に開局しましたが、施設が小さくて狭いため、局長は、大正10年(1921)頃から洋風建築に改築しようと思い始め、地元の大工と共に東京まで出かけて洋風建築を見学して回り、帰ってからデザインを決め建築にとりかかったといわれています。
大正12年(1923)3月の完成で、その当時の図面も残っており県の有形文化財に指定されています。
所在地 下関市豊田町大字殿居1111番地
交通 JR山陰本線滝部駅からバス20分「殿居」下車、すぐ
中国自動車道美祢ICから42分、小月ICから39分
問い合わせ 豊田総合支所地域振興課 083-766-1056
ビジターセンターを中心にオートキャンプ場、ケビン&ログハウス、イベント広場や野外ステージ、大型遊具「冒険の城」、ボート桟橋を備えた大型リゾートスクエアです。
バーベキューや、貸しボート、釣りを楽しむこともできます。
園内には、遊歩道や長さ80mのつり橋、野鳥観察のための施設もあって、小鳥のさえずりを聞きながら散策することができます。
所在地 下関市豊田町大字地吉348番地
交通 JR山陽本線小月駅からバス45分「豊田湖」下車、徒歩25分
中国自動車道美祢ICから35分、小月ICから38分
問い合わせ 財団法人豊田湖畔公園管理財団 083-766-3488
豊田県立自然公園の中心豊田湖は、堰堤の長さ180m、高さ40m、面積1.6平方km。治水及び利水の多目的ダムとして昭和29年に完成した人工湖です。
水面は入江が多く変化に富み,鯉やへらぶな、ワカサギなどが多く生息し、釣りが楽しめます。
水上ではボート遊びや水上スキー、湖畔にはオートキャンプ場を備えた豊田湖畔公園やゴルフ場、又,湖北には安徳天皇西市御陵墓(参考地)もあります。
所在地 下関市豊田町地吉
交通 JR山陽本線小月駅からバス45分「豊田湖」下車、徒歩12分
JR山陰本線長門市駅からバス57分「豊田湖」下車、徒歩12分
中国自動車道美祢ICから33分、小月ICから36分
問い合わせ 豊田総合支所地域振興課 083-766-1056
??豊田湖に流れこむ川にできている長さ1km余りの渓谷で、周りの岩石はマグマが地表近くで冷え固まった石英斑岩で、渓谷ができている辺りは水が川底をけずり、落差の小さい多くの滝や淵ができています。
石英斑岩には垂直方向に多くの割れ目ができ、大きさ15〜20cmの四角〜六角の柱が集まっているように見え、その美しさから高島北海画伯によつて「石柱渓」と命名され、大正15年(1926)に国の名勝,天然記念物に指定されています。
渓谷沿いには、アカガシ、アラカシ、ハイノキなどがうっそうとしげり、シダやその他の植物も豊富で、初夏の若葉や、秋の紅葉に色どられて、訪れる人々の目を楽しませています。
石柱渓には、萩藩の武士「衣笠万作」と農家の娘「お通」にまつわる悲恋物語が、語り伝えられており、渓谷内に″おしどり観音″が建立されています。
毎年11月には「おしどり観音まつり」「紅葉まつり」が開かれます。
所在地 下関市豊田町台
交通 JR山陽本線小月駅からバス48分「石柱渓口」下車、徒歩40分
JR山陰本線長門市駅からバス54分「石柱渓口」下車、徒歩40分
中国自動車道美祢ICから27分、小月ICから42分
問い合わせ 豊田総合支所地域振興課 083-766-1056
寿永四年(1185)三月二十四日、平家は壇の浦を最後の決戦場として戦いにのぞんだが、抗しきれず安徳天皇は二位の尼にいだかれて入水されました。
義経は、直ちに安徳天皇と三種の神器捜索を命じ、御鏡は安徳天皇の御座船で発見、御玉は箱に納められていたので、海上に浮かんでいるのを拾い上げたが、宝剣は安徳天皇とともに海中にあるため、長門の国一円の網引き海人を招集して、付近の海を捜索しました。
三月二十八日、沢江浦(長門市三隅町)から来ていた海人の網に天皇の御遺体がかかりましたが、宝剣は発見することが出来ませんでした。そこで、義経は密かに地吉の丸尾山に御遺体を埋葬させたと言われています。
上円部がやや崩れているが、丸尾山の南半分を占める上円下方墳の御陵が築かれていたもので、昭和二年十一月三十日、宮内省から「安徳天皇西市陵墓参考地」と指定されています。
所在地 下関市豊田町地吉
交通 JR山陽本線小月駅からバス62分「天皇様」下車、徒歩5分
JR山陰本線長門市駅からバス45分「天皇様」下車、徒歩5分
中国自動車道小月ICから39分
問い合わせ 豊田総合支所地域振興課 083-766-1056
現本堂は、昭和33年(1958)に解体修理を行った際、棟木から応永二十年(1413)に熊野若王子権現の社殿として造ったとの墨書銘が発見され、応永二十年の創建が明らかで室町期の建築様式を伝えているそうです。
本尊は木造虚空蔵菩薩坐像が安置されておりますが、寺伝ではこの地の国正院の本尊として安置されていたものと言われています。
法輪寺御開帳縁日は毎年一回、2月11日で本尊(虚空蔵菩薩)が開帳され町内はもとより町外からも多くのかたが参拝され賑わいます。
法輪寺本堂及び本堂に安置されている木造虚空蔵菩薩坐像、ともに県指定有形文化財となっています。
境内には天神宮の小祠もあり、こちらは安土桃山時代以前の建物とおもわれています。
所在地 下関市菊川町七見
交通 JR山陽本線小月駅からバス12分「田部」下車、徒歩36分
中国自動車道小月ICから13分
問い合わせ 下関市菊川総合支所地域振興課 083-287-1114
快友寺は、長府藩の重臣桂広繁の所領(菊川町吉賀)にあった邸宅に没後建てられた寺で、桂家の菩提寺です。
境内にある経蔵内の回転式八角経蔵に収納されている明版一切経は、県の有形文化財に指定されています。
15世紀初期、中国・明代に彫られた版木をもとに、17世紀後半の中国・清代の補刻により印刷された一切経(大蔵経ともいい、仏教聖典の総称)で、現在数5,443帳はわが国最多と言われています。
境内には目通り幹周りが336,311,261,239,111の都合5本のイヌマキがあり、近隣でも有数の巨樹群で、平成13年4月25日に下関市の天然記念物に指定されています。
所在地 下関市菊川町吉賀防迫下
交通 JR山陽本線小月駅からバス12分「田部」下車、徒歩40分
中国自動車道小月ICから12分
問い合わせ 快友寺 083-287-0168
関門の名所やお祭りなどを映像と写真で紹介しています。