創建は平治元年(1159)十月十五日、彦島開発十二苗祖の総祖河野通次が豊前国宇佐八幡宮より分霊を勧請したものと伝えられています。
彦島全島の総鎮守として、また安産の神としても崇められており、秋には「サイ上り神事」が行われます。
境内には、昭和33年(1958)8月に、山口大学考古学小野教授(当時)発見による「宮の原遺跡」があり、縄文前期後期の土器や石族、石斧、石錘、石砥等三千余点が出土し、古代人の居住が確認されました。
昭和34年(1959)に発掘調査が行われ、「曾畑式土器」が多く出土しましたが、その多くは、下関考古学資料室に委託収容されています。
所在地 下関市彦島迫町5丁目12-9
交通 JR下関駅からバス14分「東圧正門前」下車、徒歩3分
下関 I.Cから車14分
問い合わせ 彦島八幡宮 083-266-0700