滝部村出身の中山太一氏兄弟から寄贈をうけ、大正13年(1924)3月に完成した旧滝部小学校を、現在は豊北歴史民俗資料館として開放しています。
ルネッサンス様式の石造建築を木造に引き写した珍しい建物で、ドイツ人の設計といわれ、宮大工の伝統を持つ阿川の棟梁橋本銀之助氏によって建てられました。
建物各部は折衷様式ながら、西洋建築の細部をよく理解して用いられてており、大正時代の代表的な木造学校建築として、昭和54年(1979)3月31日山口県の有形文化財に指定されました。
所在地 下関市豊北町滝部3153-1
交通 JR山陰本線 滝部駅から徒歩10分
問い合わせ 豊北歴史民俗資料館 083-782-1661