蚕種祭:日本養蚕発祥の地で歴史と文化に触れる伝統行事

日本養蚕発祥の地、下関市

今から約1800年前、秦の始皇帝の子孫である功満王が、仲哀天皇に蚕種を献上したのが、日本における養蚕の始まりとされています。その歴史を刻む「蚕種渡来の地」の碑は、山口県下関市にある忌宮神社境内に建立されています。

碑の建立と歴史

高さ約6.3メートル、重さ約37.5トンの自然石は、山口県最大級の大きさを誇ります。昭和8年(1933年)に、全国からの寄付によって建立されました。碑文には、日本への蚕種渡来の歴史と、この地が養蚕発祥の地であることが記されています。

毎年3月28日開催:蚕種祭

毎年3月28日には、「蚕種祭」が開催されます。祭典では、蚕の豊作を祈願し、生糸つむぎや機織りの実演が行われます。伝統的な衣装や機織りを見学し、日本の養蚕文化を肌で感じることができます。

アクセス

  • JR長府駅からバス7分「城下町長府」下車、徒歩5分
  • JR下関駅からバス23分「城下町長府」下車、徒歩5分

問い合わせ

  • 忌宮神社:083-245-1093

4. アクセス情報

項目内容
所在地山口県下関市長府宮ノ内町1-18
交通* JR長府駅からバス7分「城下町長府」下車、徒歩5分 * JR下関駅からバス23分「城下町長府」下車、徒歩5分
問い合わせ忌宮神社:083-245-1093