「彦島周辺」カテゴリーアーカイブ

老の山公園

海抜106メートルの老の山は、関門海峡から響灘を一望できることから、明治以降は、沿岸防備のために日本陸軍の砲台陣地として関門要塞の一翼を占めてきましたが、第二次大戦後、平和利用の為に開放されました。

現在では、頂上を中心とした約20万平方メートルを公園化し、広場でのボール遊び、ハイキングなどいろいろ楽しめ、公園から望む響灘の景色は絶景です。

ツツジが咲く季節はとくにおすすめです。

所在地  下関市彦島老の山公園1番

交通   JR下関駅からバス10分「老の山公園口」下車、徒歩10分

下関 I.Cから車13分

問い合わせ 下関観光情報センター  083-231-4141

ナイスビューパーク

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県道福浦港金比羅線は、彦島大橋によって下関地区と彦島地区を結んでいます。

 元彦島有料道路料金所すぐそばには、1995年3月22日に完成した、風車がシンボルの公園があり、眼前には響灘(日本海)や六連島が広がり、右手遠方には北浦の山々が望めます。

 風車塔内はらせん階段で3階まで上ることができ、風力発電の仕組みや、風車付近の名所などを説明したパネル、模型などが展示されています。

 公園から眺める沈む夕日の様子はつい見とれてしまうほどです。

 

 所在地  下関市彦島迫町6丁目1−40

 交通 JR下関駅から車6分

      下関 I.Cから車10分

      マイカー駐車場あり

 問い合わせ 下関観光情報センター  083-231-4141

 

下関漁港閘門(こうもん)

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 昭和8年(1933)から昭和17年(1942)にかけて下関漁港の修築が行われ、日本海と瀬戸内海の干満差によって発生する激しい潮流を抑え、漁港の安全性を確保するために下関漁港閘門(水門)が大和町と彦島の間に設置され、漁船はこの水門(昭和11年(1936)9月通船式)によって航行し、彦島と下関は徒歩でも行き来できるようになりました。

 昭和57年(1982)12月25日に、船舶が航行するときは水路を横切る路面部分が四隅の柱に沿って高く上昇する昇開式可動橋(水門橋)が完成し、以前は人と自転車だけの通行であった水門が自動車通行も可能な橋となりました。

 下関漁港 閘門(下関市大和町〜彦島本村町)は、平成18年(2006)2月22日水産庁が発表した「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に認定されました。

 所在地  下関市大和町2、同市彦島本村町6

 交通   JR下関駅からバス5分「彦島口」下車、徒歩3分

      JR下関駅からバス9分「水門」下車、徒歩2分

      下関 I.Cから車10分

 問い合わせ 下関観光情報センター  083-231-4141

金比羅本宮

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 文政二年(1819)旧藩主毛利元義公が海防と福浦港の繁栄を図るため、郡代水野忠実に命じて長府忌宮神社境内に祭ていた金毘羅宮を当彦島福浦湾頭兜山(富観台)に遷座したもので、文政三年(1820)に神殿・拝殿が完成し遷座祭を行ったと由緒に記されています。

 下の鳥居から頂上に向って続く石段は、四十度の急勾配で二七〇段あると言われており下からその境内を見ることはできません。

 境内には、拝殿に向って左側に小高くなった所があり、この小高い所に文政十三年(1830)九月小田圭(長府毛利藩の儒学者)の撰文により造られた、自然石の「福浦富観台記の碑」が建てられ台座は昭和四年(1929)十月に改修されています。

 嘉永二年(1849)藩の命令により吉田松陰は、北浦、下関一帯の海防調査を命じられ同年七月十六日この金比羅宮にも参拝されています。

 当時は社に登る石段は途中までで、 北前船からの寄付金によって少しずつ石段が増えていきました。 それでも160余段、完成すれば200段ばかりにもなろうと、松陰の「廻浦紀略」に記されています。

 この頂上から、六連島、蓋井島、白島から対岸九州までを一望に収めた眺望は素晴しかったようですが、現在は樹木も成長して、まったく眺めることはできなくなっています。

 所在地  下関市彦島福浦本町

 交通 JR下関駅からバス14分「福浦本町」下車、徒歩2分

      下関 I.Cから車14分

 問い合わせ 下関観光情報センター  083-231-4141

彦島八幡宮

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 創建は平治元年(1159)十月十五日、彦島開発十二苗祖の総祖河野通次が豊前国宇佐八幡宮より分霊を勧請したものと伝えられています。

 彦島全島の総鎮守として、また安産の神としても崇められており、秋には「サイ上り神事」が行われます。

 境内には、昭和33年(1958)8月に、山口大学考古学小野教授(当時)発見による「宮の原遺跡」があり、縄文前期後期の土器や石族、石斧、石錘、石砥等三千余点が出土し、古代人の居住が確認されました。

 昭和34年(1959)に発掘調査が行われ、「曾畑式土器」が多く出土しましたが、その多くは、下関考古学資料室に委託収容されています。

 所在地  下関市彦島迫町5丁目12-9

 交通   JR下関駅からバス14分「東圧正門前」下車、徒歩3分

      下関 I.Cから車14分

 問い合わせ 彦島八幡宮 083-266-0700

ひこっとらんどマリンビーチ

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 響灘に面した「旧西山海水浴場」が人工海岸の海水浴場として整備され、JR下関駅から車で15分という交通アクセスのよさで人気の海水浴場です。

 夏にはマリンスポーツをはじめ、アウトドアスポットとして賑わいます。

 所在地  下関市彦島迫町6丁目

 交通 JR下関駅からバス15分「西山口」下車、徒歩2分

      下関 I.Cから車12分

 問い合わせ 下関観光情報センター  083-231-4141

 

 

 

 

 

 

南風泊市場 (はえどまりしじょう)

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 江戸時代の初期にはじまった北前船が、関門海峡を抜けるとき強い『南風』を避けるために停泊していたことから、ここを「南風泊」と呼ぶようになったと言います。

? この南風泊港に南風泊市場があり、全国のフクの約80%がこの市場に運びこまれています。午前3時半から始まるセリは「袋セリ」と言われ、セリ人と業者が布袋に手を入れ、指先で値段を決める独特のもので全国的に有名です。

(業者専門の市場のため、一般見学は出来ません)。

 例年2月11日の建国記念日には「下関ふくの日まつり」として、ふく刺しやふく関連製品の即売、近海で獲れた新鮮な魚介類の即売、袋せりによるオークション、大抽選会等が行われ、大勢の来場者で賑わいます。

 所在地  下関市彦島西山町4丁目11-39

 交通   JR下関駅からバス21分「渡瀬」下車、徒歩5分

      下関 I.Cから車15分

 問い合わせ 下関ふく連盟事務局 083-267-8181