覚苑寺
元禄11年(1698)藩主毛利綱元が開基。中国福建省の人、宇治黄檗山万福寺七世・悦山道宗禅師を招き、開山として創建したものです。
悦山以来学僧が相次ぎ、藩士の中から従学するものが多く、長府藩文教興隆の拠点となりました。
庫裏は明治6年(1873)に勝山御殿の一部を移したものです。
境内には明治時代の武人である乃木希典像と日本画の代表者である狩野芳崖像があり,和同焼の窯元もあります。
付近一帯は、金属貨幣「和同開珎」を鋳造した長門国鋳銭所跡地で,国の史跡指定を受け鋳銭遺物は重要文化財として現在長府博物館に寄託展示されています。
また、たくさんの楓の木があり、紅葉時期には大勢の観光客が訪れる紅葉の名所となっています。
施設情報
住所 | 山口県下関市長府安養寺3丁目 |
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交通 | JR下関駅からバス23分「城下町長府」下車、徒歩15分 |
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問い合わせ | 覚苑寺 083-245-0649 |