常関寺と十六羅漢

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寛永5年(1628)領主、山内大隅守広通が建立し、長府功山寺第三世、三庭和尚を迎え開山とし、電光禅院と称したが、万治元年(1658)山内縫殿就通のとき寺号を常関寺と改め、さらに享保15年(1730)山内縫殿広通が山号を明月山と改めた。

 

 本堂の背後には享保17年(1732)の豪雨とイナゴの大発生による飢饉で餓死した者への、亡魂追善供養のため奉納された、釈迦如来を中心に左右に文殊・普賢の二菩薩があり、そのまわりに表情豊かな16の羅漢像が並んでいます。

 

 幕末には奇兵隊の病院が置かれたところで、負傷や病気で亡くなった隊士8名の墓があります。

 

 所在地  下関市大字吉田1062-1

 交通   JR小月駅からバス16分「宗地」下車、徒歩30分

 問い合わせ 常関寺 083-284-0551