法輪寺

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 現本堂は、昭和33年(1958)に解体修理を行った際、棟木から応永二十年(1413)に熊野若王子権現の社殿として造ったとの墨書銘が発見され、応永二十年の創建が明らかで室町期の建築様式を伝えているそうです。

 本尊は木造虚空蔵菩薩坐像が安置されておりますが、寺伝ではこの地の国正院の本尊として安置されていたものと言われています。

 法輪寺御開帳縁日は毎年一回、2月11日で本尊(虚空蔵菩薩)が開帳され町内はもとより町外からも多くのかたが参拝され賑わいます。

 法輪寺本堂及び本堂に安置されている木造虚空蔵菩薩坐像、ともに県指定有形文化財となっています。

 境内には天神宮の小祠もあり、こちらは安土桃山時代以前の建物とおもわれています。

 所在地  下関市菊川町七見

 交通   JR山陽本線小月駅からバス12分「田部」下車、徒歩36分

      中国自動車道小月ICから13分

 問い合わせ 下関市菊川総合支所地域振興課 083-287-1114