安養寺の大仏

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 厚母大仏(木造阿弥陀如来坐像)は、昭和四年(1929)に文部省告示で国宝に指定され、昭和二十五年(1950)、文化財保護法の施行により重要文化財に指定されました。

  像の高さ八尺八寸八分(296.1センチ)のいわゆる丈六仏で、近郷では「厚母の大仏」「安養寺の黒仏」と称し、信仰を集めています。

 楠材の寄木造りという変わった工法で作られていて、現在古色仕上げとなっており、右手は手の平を前にして屈し、左手は手の平を上にして膝におき、両手とも第一指と第二指の先を接して上品下生(じょうぼんげしょう)という印を結んでいます。 

 衣紋(えもん)線が浅く、頭部の螺髪(らほつ)がこまかくなっていること、膝高が低いことなどから平安時代後期末、12世紀頃の作品と見られるということです。

 所在地  下関市豊浦町厚母郷下郷

 交通   JR山陰本線 梅ヶ峠駅からバス2分「厚母」下車、徒歩3分

      JR山陰本線 梅ヶ峠駅から徒歩15分

      下関 I.Cから車で29分

 問い合わせ 安養寺 083-772-1611